卒園アルバムや卒業アルバムをデータで作る時に使える画像編集の中から今回は写真画像を雲の形に切り抜く方法を紹介します。
使用する画像編集ソフト
今回使用する画像編集ソフトはPIXLREDITORです。
GoogleChromeなどのウェブブラウザ上で動きく上無料で使えます。
PhotoshopやGIMPといった編集ソフトでも同じようなツールがあるのでこの記事のやり方を使うことができます。
Step.1 雲形に切り抜きたい写真を開く
PIXLREDITORにアクセスしたら出てくるメニューから「コンピューターから画像を開く」をクリックして切り抜きたい写真画像を開きます。
Step.2 レイヤーの準備
画像が開けたら、右側にあるレイヤーパネルにある「背景」レイヤーの右側にある錠のマークをダブルクリック。
すると「背景」から「レイヤー0」に変わり、錠がチェックマークに変わります。
次に、レイヤーパレットの下に並ぶアイコンから紙のマークをクリック。
すると「レイヤー1」が作成されます。
これでレイヤーの準備は完了です。
Step.3 切り抜く為の雲の形の型を作る
切り抜くための雲の形をした型を作ります。
レイヤー1を選択した状態で、画面左側のツールパレット(アイコンが沢山並んでいる縦長のパレット)からブラシツールをクリックしましょう。
ブラシの設定
ブラシツールに変えると画面上部がブラシの設定メニューになります。
そこから黒い丸とその横に数字が書かれている部分があるのでクリックして設定画面を出します。
ブラシ設定画面が開いたら、最上部のくっきりした丸のものをクリックします。
そのあと左下の直径を写真に合わせて大きくしましょう。
塗りつぶしていく
ブラシの設定ができたら切り抜きたい形になるようにポンポンとクリックしていきましょう。
この時ドラッグではなくハンコを押すように1回ずつ間隔をあけてクリックしていくと雲らしくなります。
※この時必ずレイヤーパレットの「レイヤー1」が青くなっていることを確認してください
Step.4 レイヤーを編集し切り抜く
雲の形の型ができたらレイヤーを編集し切り抜きを完了させます。
レイヤー1の左側のサムネイルをCtrlキーを押しながらクリックします。
するとこのようにStep3で塗りつぶした部分の縁が点線で囲われます。
点線で囲われている状態で、レイヤー0をクリックして選択し、レイヤーパレット下部にある型抜きのマークをクリックします。
すると「レイヤー0」のサムネイルの横に黄緑色のサムネイルが追加されます。
サムネイルが追加されたら、「レイヤー1」の右側にあるチェックをクリックしてチェックマークを外しましょう。
「レイヤー0」のチェックマークを外すと、雲の形に切り抜かれます。
背景が市松模様になっていればOKです。(市松模様は保存の時に透明になります。)
Step.5 写真の背景が透明になる形式で保存する
切り抜けたら、左上にあるファイルメニューから保存をクリックして保存の設定画面を出します。
設定画面にあるフォーマットから「PNG(透明、フルクオリティー)」をクリックして選びましょう。
※フォーマットの下にあるフォーマット欄の右の▼のマークをクリックするとフォーマットの一覧が表示されます。
あとはOKをクリックしファイルを保存しましょう。
まとめ
写真を雲の形に切り抜く方法をここまでご紹介しましたがどうでしたか。
無事切り抜けたでしょうか。
切り抜けた画像は、卒園アルバム・卒業アルバムの作成・制作ソフト内でアップロードすることで使えるようになります。
(この時作成・制作ソフト側にある「透明画像でアップロード」の設定を選んでください)
この方法なら、卒アル制作ソフトに素材がなくても雲の形に切り抜いた写真を卒園アルバムや卒業アルバムに載せることができるので是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。