エンディングノートと自分史の関係
2017.9.10

自分史といってもその形は人によって多種多様です。
エンディングノートも自分史のカタチの一つといえるでしょう。
今回はエンディングノートと自分史についてのお話です。
エンディングノートとは?
エンディングノートは人生の最期に迎えるであろう死に備えて自分の希望や、親族や関わってきた人に伝えたい事を書き留める為のノートのことです。
「終活」の中でもエンディングノートの優先度は高く、もしもの時に伝えたいことを伝えるための備えとなります。
エンディングノートに書くもの
エンディングノートに書かれる項目は様々です。
ここではその一部を紹介しましょう。
・葬儀や介護、治療方針の希望
・友人や知人、大事な連絡先
・遺産、資産の分配の希望や考え
・相続の希望や考え
・自分史
・家系図
自身が死亡したり意思疎通ができなくなった時、残された人たちに向けての希望であったり、重要な情報や運用についての自身の考えや希望を伝えることが多いようです。
法的な効力をもつ遺言とは違い、自身や残された人たちへの気持ちやおもいやりによって書かれるものといえます。
自分史としてのエンディングノート
自分史としてはエンディングノートはどのような立ち位置となるのでしょうか。
自分史では生涯の思い出や経験を振り返ったり、伝えたいことを遺すという目的で作られます。
そのため、自分史には思い出や経験、家系図や年表などを掲載し、
その他の重要な情報は別にまとめてエンディングノートとすることになります。
エンディングノートはその形式上、追記や修正を入れることができた方が良いので、別に思い出や記録を残す自分史を作るのがオススメです。
このように自分史とエンディングノートにそれぞれ役割をもたせると、わかりやすくなるのではないでしょうか。