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お客様とシェアしたい!毎年恒例、アルバム大賞とは?

こんにちは。夢ふぉと広報部の高阪です。

私たち夢ふぉとが毎年の恒例行事としている「アルバム大賞」をご存知でしょうか?
アルバム大賞

第6回アルバム大賞 2018年度受賞作品

この大賞はアルバムを作る楽しさ、アイデアをより多くの方に知ってもらうべく2012年に生まれました。夢ふぉとでお手伝いさせていただいた卒業・卒園アルバムから厳選して優れた作品をご紹介しています。今回は、この大賞に秘められた私たちの想いをお伝えさせてください!
 

それは嬉しい悲鳴から始まった

私たち夢ふぉとは、毎年冬になると嬉しい悲鳴を上げることになります。それは来たる春に向けて、日本全国から卒園・卒業アルバムの原稿が一斉に弊社オフィスに集まるからです。
  
膨大な量の原稿を、私たちはすべて目視でチェックします。積み上げられた原稿で向かいの席に座るスタッフの顔が見えなくなると、また今年も冬が終わるのだなと実感します。普通の人は桜の花で春を感じるのかもしれませんが、私たちが春を感じるのはそのもっと前。積み上がる原稿の束が春のサインなのです。
 
「嬉しい悲鳴」と書きましたが、嬉しくたって悲鳴は悲鳴。やはりすべて人の目でチェックするのは大変な作業に変わりはありません。
 
しかし、自分の目で見ているからこその発見があるのです。私たちはアルバム作りのプロですが、そんな私たちでさえ悔しくなってしまうほど素敵な作品に出合えるのです。
 
「もっといろんな人に、この素晴らしいアイデアやアルバム作りの魅力を伝えたい!」
次第にそんな声が誰からともなく社内からあがるようになり、あれよあれよという間に「アルバム大賞」の公募企画が2012年にスタート。良いアルバムを賞賛して、そしてアルバム制作の楽しさをもっと世間に知ってもらうための公募、それがアルバム大賞です。

 

私たちが「アルバム大賞」を毎年続ける理由

卒業アルバム

2012年に始めた大賞を、今もなお続けているのには理由があります。
 
というのも、一度だけ私たちはアルバム大賞をお休みしたことがあります。大賞が始まって3年目を迎えた2015年に個人情報保護の観点から、そもそも今後応募してもらえないのではないか?という懸念から、その年だけ作品を募集しなかったのです。
 
しかし、「もうアルバム大賞はやらないのですか?」というお声が意外にも多くて驚かされたのです。。中にはみなさんアルバム大賞の募集開始を心待ちにしていたのです。「幼稚園で、昨年の卒園アルバムが受賞したのを知って、自分も頑張らないとと思っていたのに」と落胆するようなご意見も寄せられました。
 


このアルバム大賞を参考にアルバムを作っている方や、大賞を目指すことをモチベーションにして頑張る方たちがいらっしゃったのです。私たちは深く反省し、そして後悔しました。そうか、私たちはこれを続ける責任があったと気づいたのです。
そこでスタッフも 思い出を長年扱う私たちだからこその使命感を感じたのです。

こうした経緯から翌年2016年より再スタート。以来、毎年欠かさず催している年に一度のイベントです。年を重ねるごとに集まってくるアルバムのクオリティも上がり、審査にも時間がかかるようになってきました。しかし、こども達の思い出をアルバムとして形に残す楽しさを伝えるために、私たちはこれからも、この大賞を続けていきたいと考えています。
 

 

愛情が何よりのデザイン

アルバム大賞選考

「え、こんなに良いものが作れるなら、デザイナーなんて要らないですね!すごい!」
 という自虐混じりの感嘆が、デザイナー陣の決まり文句になりつつあります。毎年届くハイクオリティなアルバム原稿を見るといつも、その熱量のすごさに驚かされるばかりです。

やはり愛情を込めて作られているアルバムには、細部にまで愛が宿っているとでもいいましょうか。どんな初心者さんの人が作ったとしても、そこに愛情がある限りそれは誰の目から見ても素敵なアルバムになるのです。アルバム大賞を毎年続けていると、つくづくそう実感させられます。愛情があふれたアルバムはどんなデザインにも敵わない。
 
でも、まだもっと、できることがあるかもしれない。
 
アルバムに対するお客様の熱量を受け取って、その温度をあと1℃上げるようなデザインやサービスの提供をしていくのが、私たち夢ふぉとです。
初めてのアルバム作りに取り組むお客様、そして、その先の子どもたちが手に取ったときに笑顔があふれるようなアルバムを、これからも届けていきたいと思います。