生み出してきた感動
エピソード
EPISODE
EPISODE 01
「この仕事、ずっと続けていてくださいね」
私には忘れられないお客様がいます。
創業当時、お子さんを亡くされたお母さんからの1冊のアルバムのご依頼でした。
できあがったアルバムを受け取ると涙を流して喜んでくださり、帰り際に振り向いて、
「このお仕事ずっと続けていてくださいね。」
とおっしゃってくださいました。
実は、その言葉に支えられて今日の夢ふぉとが存在しています。
その時、私は心に決意しました。
(たった一人でも夢ふぉとの商品やサービスを求めてくださる方がこの世の中にいる限り、この仕事は絶対に辞めない!)と。
そしてその後何度も、私の心が弱くなった時、(もう辞めてしまおうかな…)と思った時に、必ずそのお母さんの言葉にいつも助けていただきました。
このお母さんの言葉を私自身との約束にして、これからも人の心に一番深く寄り添うことのできる、プライスレスな思い出という財産をカタチにして人の幸せに貢献していきます。
EPISODE 02
天国からの手紙
約20年前、大阪・堺市のとある幼稚園。卒園式で渡された卒園アルバムには、タイムカプセル封筒が付いていました。
夢ふぉとの卒園アルバムだけのオプションサービスです。
ある女の子のお母さんは、その子が二十歳を迎えたときに開けてほしいと、お手紙と家族写真をそっとタイムカプセル封筒にしのばせました。
それから月日は流れ、その幼稚園で二十歳の同窓会が開かれました。
みんなで卒園アルバムを持ち寄り、タイムカプセル封筒を開けて賑やかに語り合うなか、一人だけ静かに涙を流している女性がいました。
当時の担任の先生が駆け寄って理由をたずねると、その女性のお母さまは、彼女が小学3年生のときにご病気で亡くなられていたのです。
つまり、そのタイムカプセル封筒から届いた手紙は、天国から届いた手紙でした。
中には、彼女の成長を喜ぶ愛情あふれるお手紙と、卒園式で撮った両親との写真が納められていました。
天国からの手紙、それはプライスレスな宝物。
そんな宝物をお届けできることもある、感動の卒園アルバムを夢ふぉとはお届けしています。
EPISODE 03
思い出づくりの世界ブランド
世界ブランドになりたい。
でも、それは
『世界一大きな会社』になりたいという意味ではありません。
私たちが目指しているのは、
世界一、人の心に深く寄り添える存在。
人の心に寄り添うために、
必要なのは、
アドバイスでも、正論でもありません。
その人が、どんな過去を生きてきたのか。
どんな背景を抱えて、今日ここにいるのか。
まずは、
理解すること。
そのための、
最短で、最も確かな方法。
それが――
アルバムセラピーです。
写真は、
言葉よりも先に、
心をひらきます。
アルバムセラピーは、
短時間で、
確実に、心の距離を縮めることができる。
唯一の方法。
国も、文化も、
年齢も、立場も超えて。
思い出は、
すべての人に、等しくあります。
私たちは、
思い出の力で、
一人ひとりの心に深く寄り添う。
思い出づくりの、世界ブランドへ。
EPISODE 04
お水を送りたいんです。
創業から10年ほど経った頃のことです。
全国へ卒業・卒園アルバムをお届けする事業も少しずつ軌道に乗り始めていたある日、一人の社員が私のもとへやって来ました。
「社長、お水を送ってあげたいんです。」
突然の言葉に私は思わず聞き返しました。
「お水って、どういうこと?」
話を聞くと、その社員が担当している学校のある地域で地震が発生し、断水が続いているというニュースを前日の夕方に見たとのことでした。
「きっと困っておられると思うんです。」
その言葉には、お客様を思う純粋な気持ちが込められていました。
私たちは卒業アルバムの会社です。お水を販売している会社ではありません。
それでも私は迷わず、
「それは良いことだね。送ろう。」
と答えました。
当時は全員がワンフロアで仕事をしていました。
その決断をした瞬間、不思議なことに社内の空気がふわっと温かくなったように感じたのです。
まるで会社全体の心の温度が1℃上がったような、そんな感覚でした。
私はその時、お客様のことを自分事のように考えられる社員がいてくれることを心から誇らしく思いました。
その後、リッツ・カールトンや東京ディズニーリゾート、ザッポスなど、世界的なホスピタリティ企業の感動エピソードを数多く読む機会がありました。
このエピソードは、(うちも同じくらいのホスピタリティ溢れるサービスができてるやん!)と心の中でじんわりと本屋さんの前で感じていたことを今も覚えています。
マニュアルでは決して生まれない行動があります。
それは、『相手を深く思いやる心』からしか生まれません。
大切なかけがえのない宝物である思い出をお預かりする私たちは、そこだけはどこにも負けないレベルで磨き続けています。
創業以来お礼状の嵐…今も変わらぬ、夢ふぉと品質です。
EPISODE 05
なぜなら思い出を預かる仕事だから
夢ふぉとは創業以来、多くのお客様から心温まるお手紙やお礼のお言葉をいただいてきました。
それは今も変わることなく続いています。
私たちは長年、『顧客満足度がすべて』という考えを大切にしてきました。
そして、『たった一人のお客様も切り捨てない』という信念のもとで事業を続けています。
あるお客様からは、
「これまでの人生で一番親身になって話を聞いてもらえました」
というお言葉をいただいたことがあります。
また、卒業アルバムをお届けした後に、わざわざ長い行列に並んで有名なお菓子を買い、会社まで届けてくださったお客様もいらっしゃいました。
あるスタッフには、そのスタッフの顔を描いた特製のおせんべいを焼いて送ってくださったお客様もおられました。
本来であれば、私たちがお金をいただいてサービスを提供する立場です。
それにもかかわらず、お客様からこれほどまでの温かいお気持ちをいただけることに、私たちは何度も胸が熱くなりました。
なぜそのような関係が生まれるのか。
それは、夢ふぉとの社員が単にアルバムを制作しているのではなく、『思い出』を預かっているという意識を持って仕事をしているからだと思います。
卒業や卒園は、人生で一度しかない大切な節目です。
そこに込められた親御さんの想い、先生方の願い、子どもたちの成長の記録。
私たちは、そのすべてを預からせていただいています。
だからこそ、お客様に寄り添い、できる限り心を尽くしたい。
その想いが、夢ふぉとの当たり前になっています。
私は、そんな社員たちを心から誇りに思っています。
そして、私たちを信頼し、大切な思い出を託してくださるお客様に、深い感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも夢ふぉとは、『思い出で人の心の温度を1℃上げる』会社として、一人ひとりのお客様に寄り添い続けてまいります。
EPISODE 06
思いやり予算、発動しました
先日、現場の社員やパートさんたちの声を聴いて、『思いやり予算』をつくりました。
(現場の『本当はしてあげたかったけれど、応えられず悔しかった』に応えたい)その想いからです。
きっかけは、ひとつの出来事でした。
あるお客様のお子さんの園では、これまで保護者が任意でアルバムを制作していましたが、今年は「作る人がいない」という理由で、アルバム自体がなくなってしまったそうです。
今年も作れると思っていたお客様は「上の子2人の夢ふぉとさんのアルバムが本当に良かった。だから3人目のアルバムも一緒に並べられなくて本当に残念だ」という想いを伝えてくださいました。
ただ、作るとなるとお一人での制作になるため、諦めようかとずっと悩まれていたそうです。
そこで今回、『思いやり予算』を発動し、スタッフから直接ご連絡しました。
声のトーンからも分かるほど喜んでくださり、何度も「ありがとうございます」と言っていただきました。
そう報告を受け、私もとても嬉しくなりました。
私は(それこそ夢ふぉとらしいやん!)と密かに感じていました。
うちの会社で働く仲間は、子どもたちの思い出づくりに対して、本当に思いやりのある人ばかりです。
お客様にできればしてあげたかった悔しさや、本当は無理でも喜ばせたいという気持ち。そこに会社が寄り添いたいと思ったのです。
実はうちでは以前から、
・コロナ禍で卒業式がなくなった学校へ、無償でアルバムを制作
・コロナ禍の際に、思い出を残すためのカメラを提供
など、(今こそうちの出番だ)と思ったときには、即決で動いてきました。
『思いやり予算』も、その延長にあります。
現場のスタッフが感じた『してあげられなかった悔しさ』。その気持ちに寄り添い、すぐに行動する。それが、『思い出で人の心の温度を1℃上げる』という理念の体現だと考えています。
思い出は、未来の子どもたちの人生を支える力になります。
社内の心の温度も、また1℃上がった気がします。
本当に嬉しい出来事でした。
EPISODE 07
卒業アルバムを一人でも多くの子どもの手へ
2020年2月。
新型コロナウイルスの感染拡大により、卒業式の中止や縮小が全国で相次いでいました。
そのニュースを見た私は、25年以上卒業・卒園アルバムづくりに携わってきた私たちに、今こそできることがあるのではないかと考えました。
そこで全国約3万校の学校へ、
「卒業アルバムを無償で制作させていただきます」
という内容のFAXでご案内を送りました。
抽選で20校限定。その代わりに、先生方に「なぜ卒業アルバムを作りたいのか」「子どもたちへどんな想いを届けたいのか」を書いていただくことにしました。
2月はうちの会社も一年で最も忙しい時期です。
社員たちも最初は、「社長〜何考えてるんですか!?」と驚いていました。
しかし、全国から届いた先生方のメッセージを読んで空気が変わりました。
「卒業式ができなくても、子どもたちに思い出だけは残してあげたい」
「最後の学び舎の記憶を形にして届けたい」
そんな子どもたちへの深い愛情と願いが、たくさん綴られていたのです。
だから次第に、「一校でも多く一人でも多く応えたい」という気持ちになっていきました。
その中の一校、竹田城跡の麓にある小学校は、これまで一度も卒業アルバムを作ったことがありませんでした。
私たちは学校創立以来、初めてとなる卒業アルバムを制作し、社員とともに校長先生へ直接お届けしました。
卒業式が思うようにできなかったあの年。
それでも、子どもたちの手の上に卒業アルバムを届けることができました。
私たちの願い…
『一人も取り残さない卒業アルバムづくり』
その想いを改めて胸に刻んだ、忘れることのできない出来事でした。
